娘母校に入学する。
娘の入学式に行った。
前にも書いたが母校である。
30年来足を踏み入れたこともなかったが
すごく自由で、良い学び舎だ。全く変わってない。
なんの音沙汰もなく
「開式の辞」
と、突然言われてなんとなく始まるあの雰囲気。
新入生の事も、その保護者の事も信用しきっている。
ここに来る人達はちゃんと察して式が始まり
そして何事も無く終わるであろうことを。
学問をしようとする人間にはいかなる力も無力だ。
そこには学ぼうとする意志がたくさん存在するだけ。
恩師がよく言っていた。
「freedom」と「liberty」は違うのだよ。と。
押し付けられるのではなく。自らが判断し、自らが一定の規律を確保する。
式が終われば先生方の姿なんてどこにもない。
学生たちの学生たちによる学生たちのための学び舎。
高邁な精神が満ち満ちていた。
「やっぱり素晴らしい。」
思わず校歌を口ずさんだ。
30年ぶりに味わったこの、なんとも言えない「自由」な空気。
たまには懐かしいのも良い。ちょっとしたストレス解消になった。
La vita è bella!
やっぱり人生はいいもんだ。
明日も頑張ろ。