未だ木鶏たりえず。
仕事も、投資も、家庭も、人として生きていく上で最上の教訓。
「未だ木鶏たりえず。」
どんな荒波が押し寄せても動じず、ポーカーフェイスでいたいものだ。
前にも書いたが、荘氏の故事だ。
この世の中、たくさんの人がそれぞれに色々なことを考えている。
そんなものいちいち他人の頭をかち割って見るわけにはいかない。
相場は千も万もある「あたま」で考えられ出来上がる。
相場の「相」は相手の「相」。
ここで一対一の人間関係について考えてみる。
相手とは実は自分の中にあって
今、目の前に立っている人物は自分が勝手に脳で作り上げた像にすぎない。
だから「木鶏」。
自分の心持ちを変えれば、五感で感じているものは全て変わる。
「未だ木鶏足りえず。」に関係する2つの記事を紹介したい。
人とすれ違うだけで好意を持たれているのか?!嫌われているのか?!
感じることもある。
戦いなら、「気」一つで相手にのまれて自分を見失う。
動揺し、怖じ気付くこともある。それを悟られるから弱さが出る。
心を常に穏やかにしてじっと好機を待つ。
偉大な宇宙の大きさと人の一生を考えたら
たとえ100億円の借金しても、実はそんなに驚くことでもないのかもしれない。